地域のネットワーク
最近は地域のネットワークが崩れてきているといわれています。
家族間のコミュニケーションさせ薄れていると言われる昨今、
ましてやご近所とのネットワークなんてという感じかもしれません。
賃貸だけではなく、一般の住宅でもご近所が
わからないということもあるようです。
もちろん、ネットの普及などで必ずしもウマが合わない近所の人ではなくて、
性格のあうネットの知り合いと簡単に付き合えるようになったのはメリットです。
しかし、やはり、交通事故のような事態には頼れるのは近所の人ですし、
別に家族ぐるみの付き合いとまではいかなくても、ごみ捨てのときなどに
会った際に挨拶するだけでも意味はあるでしょう。
全くの赤の他人だと交通事故を目撃しても知らん顔される可能性も
高くなってしまうでしょうが、顔見知りであるだけでも
知らん顔はしにくくなるでしょう。
もちろん交通事故だけではなく地震などの天災時にも
地域ネットワークは活きてくるでしょう。
挨拶程度で万が一のリスクが減らせるなら安い物ではないでしょうか。
震災を経て、特にこのご近所のコミュニティを見直すべきだと
強く思うようになりました。
近所の人とのコミュニケーションをとるのは難しいですよね。
それぞれの仕事を持ち、生活スタイルが違うので、昔のように
コミュニケーションを持つのは、お互いが苦手になっているように思います。
まずは、挨拶をかわすことからはじめ、
少しずつ、仲を深めていけばよいのだと思います。
いざという時には、やはり地域の人たちとの助け合いが必要なのです。